近年人気曲の多くが「高音」の曲だということをご存じですか?
有名どころで行くと、[ALEXANDROS]やMrs.Green APPLEなど(個人的にですが笑)
「白日」で知られるKing GnuやOfficial髭男dismの「Pretender」が人気になった理由もいろいろと考察してみました!
男性ボーカルがほとんどなんですが、逆に女性アーティストは低音のある曲が人気になったりしてるんですよね...(不思議)
※あくまで個人の考察なので誹謗中傷はお控え下さい。
目次
高音のアーティスト・バンドが増えた理由
数年前まではアイドル時代といっていいほど「顔」中心で売り出してきたようなジャニーズやAKB系のグループアイドル、芸能人の歌手挑戦などで人気曲をかっさらってた感じがします。
しかし、今活動しているアーティストやバンドもこの時だって活動してきたわけです。
ではなぜ今注目されているのか?
これは意外と単純です。
曲を聞くことのできる媒体が増え、よりたくさんの人が曲を聞くことが出来るようになったからです。
わざわざCDショップに足を運ばなくてもインターネットを介して購入できるようになったり、YoutubeでMVなどを見たりしますよね?
これによっていままでより簡単に集客できるようになったのが一番の理由ですよね。
簡単に見てきくことが出来て、さらにはSNSにも拡散することが出来る。
いままで有名にならなかったのは人を集める方法が少なかったからであってたくさんの素晴らしい曲が眠っているはずです。
数年前までは「好きな曲は何ですか?」
と聞いたらドラマの主題歌やアイドルの曲がほとんどだったと思いますが、今は違うと思います。
十人十色の意見があって面白いなぁって私は思います。
これほど音楽に関心を持つ人が増えたんですね。
要するに、高音系のアーティストやバンドが増えたんじゃなく、それらを好きになる人が増えたわけです。
人って興味を持つと追い続けちゃいますよね。
いままであまり出てこなかったジャンルだからこそ面白いと関心を持って聞く人が増えたんだなぁと私は思いました。
最近の人気曲の共通点
ではその中でも人気になってきた曲はなにが違うんだろう?
そう思っていくつかの曲を比べてみると面白い共通点がありました!
まずは[ALEXANDROS]の「ワタリドリ」。
この曲が出てきたあたりから高音ブームが来たと言ってもおかしくないくらいの曲だと思います。
特徴的なのはサビに裏声を使っているところと、Aメロ部分が静かな低音で始まっているところですね。
では最近人気なKing Gnuの白日はどうでしょう?
最初は高音ですが、静かに始まっていますね。
そしてサビは軽く息を抜いた裏声が続きます。
(個人的にはラスサビへのCメロが好きです。)
Official髭男dismのPretenderはどうでしょうか?
これも最初は静かに低音で入ってきます。
そしてサビまでの間に裏声が挟まってきます。
高音の裏声と最初の入りが静かな点が一致していますよね。
ではほかの曲も見てみましょう。
Buck numberのクリスマスソングはどうでしょうか?
それも最初は静かに入って、高音は裏声を使ってますよね。
ドラマなどで使われる曲ってだいたいそうだろって思うかもしれませんが、このような曲を作れるからこそ人気になってきているのではないでしょうか?
そして上4つのアーティストはこの曲だけ裏声を使っているわけでなく、ほかの曲でも高音を裏声にして曲にしているところが多いです。
という感じで今は「裏声の高音」ブームなんだなぁって感じです。
今後こんな感じでアーティストやバンドを取り上げていこうと思いますが最近の人気曲のほとんどが高音を裏声にして歌うボーカルが出てきてるのでなんだかおもしろいです(笑)
まとめ
高音系バンド・アーティストが増えてきたのは、実際は私たち音楽を聞く人が高音系のアーティストたちにハマっているだけ!
音楽を聞く機会や媒体が増えてたくさんの人が音楽に触れられるようになって出てきたジャンルであって元から存在していた。
そして今は「裏声の高音」ブーム!
先3~5年くらいは続くんじゃないかなぁと思います。
今後はラップやダークな感じの曲が増えてくるんじゃないかなぁって思います。
感情表現を歌に込めれるようになったいい時代になってきたはずなので、日々の不満やスピリチュアルな歌詞が込められた曲が増えてくるんじゃないかなぁと個人的には予想します。
曲的には椎名林檎さんの丸の内サディステックみたいな感じの曲ですね。
数年たった今でも愛されている、むしろ今聞いている人も多いんじゃないでしょうか?
初めて音楽系の記事を書いてみましたが意外と書いてて面白いですし、これを見てる人が新しい曲に出会えたらいいなって思います。
普段はゲームなどの記事も書いてますので良ければ見ていって下さい!
それではまた見に来てくださいね!